CEDEC2017 エンジニア感想レポート 2日目

こんにちは。研究開発部です。

インタラクティブセッション

今回は企業と大学の共同で出店しているブースを重点的に見て回りました。

  1. メンタルヘルスケアゲームSPARXゲーム試遊展示およびヘルスケアゲームの先進事例紹介と展望の発表
  2. 家族愛をテーマにした子育てVRエンタテイメント ”Real Baby – Real Family”
  3. [IVRC×CEDECコラボセッション] ミミトンネル~あなたの耳,貫通させます~

一つ目の展示は、うつ病や不安障害への心理療法、認知行動療法についてです。RPGゲームを通じて、ネガティブな感情を受け止めポジティブに変えていくための冒険をします。既にニュージーランドでは使われているゲームだそうで、それを日本でも使えるよう改善をしているそうです。

VRの技術によって、突如パパになりました 笑。赤ちゃんと同じ大きさと重さの人形を使って育児体験をします。育児を学ぶという側面と、父母性を高める(身につける?)側面をもつ作品ですね。最初はたかが体験。自動車教習で学ぶような人命救助程度と侮っていましたが、VRで体験するとあっという間にその世界に引き込まれ、気がついたら人形の赤ちゃんを大事に抱えていました。

最後は学生の作品。聴覚と触覚によってVRを実現しています。自作したヘッドフォンを装着すると、まるで頭の中を物が移動しているかのように感じます。ビーンズや牛乳を耳から入れてもらいました。頭を振ると、中で何やら動いている感じが。最後は虫を入れてもらって、頭の中を…

この作品はIVRCというVRのコンテストで発表したものだそうです。IVRC作品らしい、豊かな発想ですね。
リンク:IVRC2016

まとめ

CEDECは質の高いセッションが多いので、つい夢中になってしまいますが、会場の外を歩き回れば、普段とは違った新しいアイデアと技術に巡り会えるのが、また楽しいところですね。さて、明日はSECCON 2017 x CEDEC CHALLENGE ゲームクラッキング&チートチャレンジがあります。
このセッションが個人的に一番興味があったので、今からテンション上がりまくりです!!ではまた!